2004年3月30日(火)12:44

シュレーダー首相とパーション首相はEU憲法の採択を有望視

ベルリン(AP)

ドイツとスウェーデンの首相は、6月末までのEU憲法の採択を可能と見ている。ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相は、火曜日ベルリンでスウェーデンのイェーラン・パーション首相との一時間半の会談を終え、私はアイルランドの議長任期中に満足すべき成果が得られる「可能性がきわめて、きわめて高い」と見ていると述べた。パーション首相は、私も欧州憲法に関する限り楽観視していると語った。

シュレーダー首相は、二重多数決制に基づく妥協案で合意が得られると述べた。ドイツとフランスなどが求めている二重多数決制は、加盟国の過半数かつEU人口の60パーセントの賛成で決定が成立すると規定している。

両首相は、ドイツとスウェーデンの間には両国関係の問題は存在しないと強調した。アフガニスタンやイラクのような国際問題では、両国は「ほぼ継ぎ目なく一致」したとシュレーダー首相は語った。パーション首相は、スウェーデンがアフガニスタンの復興チーム(PRT)で協力できるか否かはまだ答えられないと述べた。ドイツはアフガニスタン北部のクンドゥスKundus にPRTを設けている。パーション首相は、アフガニスタンにおけるドイツの貢献を明確な言葉で歓迎した。

原題:Schroeder und Persson bei EU-Verfassung optimistisch




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